カリフォルニアの運転免許の実技試験を受けてきました!
筆記試験は1回落ちてみんなにびっくりされましたが、
まさかの実技は一発合格!
まぁまぁ奇跡です笑
筆記試験に落ちたことや筆記試験の対策をこちら▼で書きましたが、
実技試験で一発合格するためにやったこと、実際の実技試験の様子、合格のためのポイントを記録しておこうと思います。
カリフォルニア運転免許 実技試験の準備
車を買う
まずは車を買いました!
筆記試験に合格し、視力検査等々終わってから実技試験の予約しようとしたところ、予約ができるのはなんと3ヶ月も先!
実技試験は、自分の車でなくても車両の登録証や保険証があり安全基準が満たされている車であれば、家族の車や自分の名前で契約しているレンタカーで試験を受けることもできるのですが、
多少なれた状態で試験を受けたいと思い、実技試験までの間に自分の車を買うことにしました。
結構吟味して車を探したので、購入までに1ヶ月半くらい時間がかかってしまいました。
車購入後にトラブルも…
準備項目の確認
まず、実技試験の準備というDMVのページに試験を受ける車の確認項目↓が載っていましたので、こちらをチェックしました。
- ナンバープレートが2枚ついており、後部のプレートには有効な登録ステッカーが貼ってあること
- 前後のウインカーおよびブレーキランプが正常に作動すること
- 車両用のクラクションが正常に鳴ること
- タイヤが摩耗してツルツルになってないこと
- 十分なブレーキ圧があること
- 運転席側の窓が開閉できること
- 運転手と試験官が前方を遮られずに見渡せるフロントガラスであること
- バックミラーが2つあること(うち1つは左サイドミラー)
- 運転席・助手席のドアが、内側・外側の両方から開けられること
- グローブボックスがしっかり閉まること
- 助手席が車両に固定されていること
- シートベルトが正常に作動すること
- パーキングブレーキ(サイドブレーキ/緊急ブレーキ)が機能すること
実技試験のイメトレ
YoutubeでCalifornia Driving Testと検索すると一連の実技試験の流れを紹介している動画があったのでそれを参考に流れを確認。
さらに、XXX(試験を受けるDMVの場所) DMV Behind-the-Wheel Test
と検索すると実技試験のコースを走っている動画を上げてくれている人がいたのでイメトレ。
ありがたすぎます。
実技試験の練習
さらに、実技試験前の週末に実際にDMVに行って練習をしました!
(結構練習しに来ている人がいました!)
XXX(試験を受けるDMVの場所) DMV Behind-the-Wheel Test Route と検索すると
実技試験のコースパターンを複数書いてくれているブログや動画が出てくるのでそれらを参考に
実際のコースやその周りを練習〜!
実際に走ってみるとYoutubeで見ていたのと勝手が違う…!
練習しにきてよかったと思いました。
コースが分からなければDMVの周りをぐるぐる走るだけでもいいと思います。
DMVの周りの道路の制限速度が大体どれくらいで、どこにスクールゾーンがあって、などがわかっているだけでも全然違う気がします。
平日にDMVに行けたら実際に試験を受けている車の後をついて行ってみるとかもありだと思いました!
ちなみに私は4回コースの練習をしたところ、夫曰く、車線変更時の確認が甘いなどで3回不合格でしたw
なので、最後にもう1回練習して本番に備えました!
カリフォルニア運転免許 実技試験 当日
実技試験 当日の流れはこんな感じでした。
①DMV受付
②車を試験スペースに移動
③車チェック
④路上実技試験 15分ほど
実技試験前の車チェック
③の車チェックでは下記を確認されました。
試験官の指示を受けて、場所を示したり、デモンストレーションをします。
- ウィンカー(左右つける)
- ブレーキ(踏む)
- ハザードランプ(指差し)
- クラクション(鳴らす)
- デフロスター(指差し)
- ワイパー(指差し)
- ライト(指差し)
- エマージェンシーブレーキ(指差し)
ハンドシグナル(手信号)
- 左折(左手を水平に伸ばす)
- 右折(左手を上方向に曲げる)
- ストップ(左手を下方向に曲げる)

(画像:DMVハンドブックより)
実技試験の内容
上記の確認が終わると、試験官が助手席に乗り込んできていざ出発!
↓この辺りを満遍なくやりました。
- 一時停止
- 左折
- 右折
- 幹線道路走行
- 車線変更
- 交差点対応
- 住宅地走行
- スクールゾーン走行
- 停車(縁石に沿って停止(12インチ(約30cm)以内)
- バック(停止したところからまっすぐバック)
- DMVの指定箇所に駐車
通学時間帯と試験時間がちょうどかぶってしまって、スクールゾーンでお迎え渋滞に遭遇したりとちょっとドキドキする場面もありました。
また走行中は原則、試験官に質問してはいけないそうですが
「そこを右に曲がって」と言われたときに、どこで曲がるべきかいまいち分からない指示だったので「ここですか?」と聞いてしまいました。
(指示に従わないと即アウトらしいと聞いていて、怖かったので聞いてしまいましたが、答えてくれました。落とされなくてよかった…)
無事DMVに帰還。その場で評価シート(減点方式)を渡され結果を告げられます!
ギリギリ合格!!!!!
かなり合格ラインぎりぎりでした笑
でも合格は合格ということで笑
よかったです。
こんな感じの評価シートが渡されます↓

合格後は受付に行ってサインし、後日運転免許証が送られてきます!
合格基準の目安
合格基準の目安は下記でした!
- クリティカルエラーなし
- 操作ミスの回数が15回以下
- 車両点検時の不備がないこと
クリティカルエラーで一発アウトくらった時には試験はその場で中止となり、すぐにDMVに戻らされるらしいです。
一発アウト!クリティカルエラーの例
ちなみに一発アウトの可能性のあるクリティカルエラーとしては下記のようなものがあるそうで、
これだけはやらないように十分に気をつけていました。
- 信号無視
- 一時停止無視(停止線を越えたら無視とみなされることも)
- 標識無視
- 歩行者に道を譲らない
- 優先権無視
- 逆走
- 縁石などへの衝突
- 車線逸脱
- 試験官の指示に従わない
- 速度超過または遅すぎ
- 危険な運転(急な車線変更など)
- 試験官が危険回避のために介入
カリフォルニア運転免許 実技試験でチェックされるポイント
DMVでもらった評価シートをもとにどんなポイントが見られていたのか、まとめてみました。

① 停車
- 停止線の手前で完全に停止すること
- 不必要な停止はしない
- 滑らかで安全な停止ができること
- 前方の車両との適切な距離で停止すること
② 車線の使い方
- 曲がるときは正しい車線から正しい車線へ
- 曲がるときに大回り・小回りしすぎない
- 常に車線の中央をキープ
- 右折のときは自転車レーンに入ってから曲がること
- 中央の左折専用レーンを正しく使用すること
- 右側に寄りすぎないこと
- 右折時は車線の最も右側部分を使うこと
右折時に右に寄れておらず減点+曲がる時に大回りすぎと減点されてました!
③ 車線変更
- 車線変更前にウインカーを適切なタイミングで出すこと
- 車線変更後はウインカーを消すこと
- 適切な肩越し確認(blind spot check)をすること
- 適切なスピードで車線変更を行うこと
- 車線変更が完了した後に、車間距離を確保する
ちゃんと肩越し確認していることが伝わるようにオーバー目に肩越し確認をしました!
④ スピード
- 制限速度を守る
- 状況に対して遅すぎる運転は避ける
- 状況に対して速すぎる運転は避ける
ターンするとき減速しすぎで減点されてました!
⑤ 交通の確認
- 交差点では左右&前方をしっかりチェック
⑥ 車のコントロール
- スムーズなハンドル操作
- 縁石から出るときや合流時にはウインカーを使用
- 前後の車と適切な車間距離を保つ
- ブレーキは滑らかに踏む
- ハンドルを切りすぎたり、足りなかったりしないこと
⑦ 優先権の判断(Yielding)
- 自分が優先の場面では迷わず進む
- 必要な場面では、対向車に道を譲る
以上、カリフォルニア運転免許実技試験の体験談でした!
事前の練習のお陰で、実技試験は一発で合格ができました!
これからどんどん運転するぞ〜