アメリカで車探し!今回は実際にアメリカで中古車を購入した体験談を書いてみようと思います。
購入して3日後にエンジンがつかないというトラブルもありましたが、全体的に満足のいく買い物ができましたのでその一部始終を紹介します。
アメリカの中古車は日本以上にいろんなディーラーに分散するので、トヨタの中古車を買いたい場合もトヨタのディーラーにいけば欲しいものが必ず見つかるというわけではないということを↓で書きましたが、そのため、まずは中古車サイトのCARFAXで条件を設定し、探してみました。
条件設定&CARFAXでサーチ
私の条件はこんな感じでした!上から大事にしたい順です。
- 予算:$20,000(税金・諸経費込み)
- 欲しいメーカー:アメリカのメーカー(アメリカに来たのだからアメ車がいいという謎のこだわり笑)
- 車種:特にこだわりないが、見た目が気にいるか(言語化できないけど重要)雪山に行きたいからできれば四駆がいい。
- 欲しい機能:アダプティブクルーズコントロール(渋滞が多いのと運転苦手だからあると助かる)
- 走行距離:100,000マイル以下(できれば80,000マイル以下)
はじめての車探しでしたが、思ったよりも自分のこだわりが多くて探すのが大変でした…笑
これらの条件でCARFAXで中古車を検索しました。
予算
まず予算ですが、私は$20,000(税金・諸経費込み)に設定しました。
アメリカで車を購入する際には車本体の代金に加えて、消費税+諸費用(登録料やナンバープレート代)としておおよそ+10%ほどの追加費用が発生します。(カリフォルニア州の場合)
なのでそれも考慮した本体価格で探します。(CARFAXの表示金額は本体価格のみ)
当たり前の話ですが、予算を+$5,000あげるとかなり選択肢に余裕が出たような印象でした。ですが、ここはどうにか予算内に収めたい!!!
欲しいメーカー
アメリカにいるのだからアメ車に乗りたい!という気持ちがあり、日本車を選択肢から外したことでかなり選択肢が狭まってしまいました。
日本車のアメリカでの流通量は多い印象を持ったので、日本車を選ぶ場合はかなり幅広なオプションがあるのではないかと思います。
最終的にはJeepで気に入った車に出会うことができました。
車種
車種にはこだわりがあまりないのですが見た目が気にいるかは大事なポイントだったので、こればっかりはいろいろ見て決めるしかなかったので検索する中で見た目が気に入った数車種に絞り込んでいきました。
欲しい機能:アダプティブクルーズコントロール(ACC)
アダプティブクルーズコントロールは車の速度を調整しながら前方の車との車間距離も維持してくれる機能です。
通常のクルーズコントロールは設定した速度のみの維持ですが、アダプティブクルーズコントロールは前方車両の動きに応じて加速・減速を自動で行ってくれます。
以前借りた車にこの機能があり、高速道路や渋滞時などすんごく楽だったのでこの機能は絶対欲しい!と思っていました。
が、日本では最近の車にはこのアダプティブクルーズコントロールが標準で搭載されていることが多いみたいなのですが、アメリカではオプションとなることが多いそうで、アダプティブクルーズコントロールが搭載されている車が本当に少ない!!!!
日本車には付いていたのかもしれないのですが、日本車は検討から除外してしまったので、この機能が付いている車を探すのがとても大変でした。
ちなみに、BMWの3シリーズやベンツのCクラスでも付いていないことが多かったです😵
走行距離
ここまでの条件が結構多くて予算も限られているので、走行距離はかなり緩めに設定しました。
文化の違いなのかもしれないですが、アメリカでは日本よりも圧倒的に走行距離が多い車が中古車市場に出ています。(=走行距離が多くてもリセールできる)
ディーラーの人に聞いたら10万マイル=約16万キロ以下であれば、、、という感じでした。
なので10万マイル以下、できれば数年乗っても10万マイル超えずにリセールできることを期待して8万マイル以下で探すことにしました。
結果的には走行距離6万マイルほどのものを買うことができました!
この条件でCARFAXで車を探し、条件を少しずつ調整しながら探していくといくつか気になる車が見つかりましたので、その車が売っているディーラーに試乗しに行きます。
試乗
試乗したい旨をそのディーラーに事前に連絡するのがベストだと思いますが、ディーラーにアポなしで直接行っても大抵の場合は大丈夫でした!
ただ、すでに売れてしまったのにその後数日間CARFAX上に残ったままということもたまにあったので、無駄足にならないように問い合わせするのがおすすめです。CARFAX上からも問い合わせをすることができます。(ディーラーによってはアポ必須のところもあります)
CARFAXではマイナーダメージと書いてあったけど実際見たら思ったより傷が目立つなとか、実際に乗ってみたら意外と乗り心地が良いなとか、実際に見て乗ってみると気づくことが多かったので試乗に行ってよかったなと思います。
私が買った車は、試乗の際エンジンがつきませんでした….
ジャンプスターターを使ってエンジンをつけて、「しばらく乗ってないとたまに起こるよ、大丈夫」と言われ、直近のバッテリーのメンテナンス履歴も見せてもらって、ちょっと不安になりながらもその車を購入したのですが
案の定、購入後3日にエンジンがかからないというトラブルに見舞われました!!!!
これがアメリカの車なのかああああ🥹?
試乗の際に、もっと強くバッテリーについて確認、取り替え交渉しておくべきでした。
購入3日後だったのでもうバッテリー取り替えはしてくれないかもしれないな、と思いながらも粘り強く訴えたところ、点検(まさかの6時間)をしていただき、結果、メインバッテリーがダメになっているということで無償で取り替えてもらうことができました。
最初、担当営業の人は快く「いいよ取り替えるよ」と言ってくれたのですが
その後、上司が出てきて「やっぱり、大概のバッテリーは取り替えなくてもチャージすれば使えるからどっか車点検ショップに行ってチャージして」と言われました。
しかし、試乗の時から何度もバッテリー上がりすぎでおかしいので取り替えて欲しいと何度も伝え点検してくれることになりました。
6時間のフル点検はしんどかったですが(そんなかかると思ってなくて6時間その場で待ってた)、無事復活してよかったです😭
購入手続き
購入手続き、その前に価格交渉!!!
私は税金等諸費用全部込みで予算内に収めてもらえるように交渉しました!
最終的に購入したディーラーでは価格交渉ができましたが、その前に行ったディーラーでは固定価格なので絶対値下げ無理と言われました。固定価格を謳っていないディーラーでは交渉ができるみたいです。
保証などもいろいろ提案がありましたが今回は全部断りました。
支払いは、クレジットカードでの支払いは一部だけ($4,000まで)が認められていたのでその分のみクレジットカードで支払いました!
残りはキャッシャーズチェック(小切手)での支払いですが、チェックを持ってなかったので、翌平日に銀行で発行してもらい購入することができました。
チェックを持っていれば即日その場で受け取れるスピード感と簡単さに驚きです!!!
また、自動車保険は、夫の車の自動車保険で私の分もカバーされていたので最初の数日間(3日くらい)のみはカバーできました。その数日の間に新しい車の自動車保険を契約します。
自動車保険を全く持っていない場合は契約の当日までに保険を開始する必要があるそうです。保険がないと車を受け取ることができません。
まとめ
思っていたより私のこだわりが強かったので笑
2ヶ月くらいCARFAXと睨めっこし、週末はディーラーに行く生活は結構疲れましたが、納得のいく買い物ができてよかったです!
その後バッテリーも問題なく使えています!
これからはじめてアメリカで車を買う方の参考になれば幸いです。